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Google デジタル ワークショップの感想

Googleのデジタルワークショップを受講してみました。

デジタワークショップはGoogleが無料で提供しているトレーニングで、インターネットをビジネスに活用する方法について無料で学習できます。また最終試験に合格すれば、認定証も取得できます。

【デジタル ワークショップ】
https://learndigital.withgoogle.com/digitalworkshop-jp

ワークショップの内容で印象に残っていること

実際に受講してみて、次の2点がとくに印象に残りました。

  • スマートフォンについて
  • 国際化対応について

スマートフォンについて

まずスマートフォンについてですが、PCとスマートフォンは違う、ということが強調されていました。

具体的には読み込み速度や検索キーワードといったことについて、PCとは違う考え方をしないといけない、ということが説明されていました。レスポンシブデザインという言葉も頻繁に出ていたように思います。

国際化対応について

国際化対応については、まず、ウェブサイトをローカライズするにあたって自動翻訳だけで済ませてしまうと不自然な表現になると断言していたのが印象的でした。翻訳サービスを提供しているGoogle自身がこのように言っているので、完全な自動翻訳はまだまだ難しいのだろうと感じました。

その他

スマートフォンや国際化対応以外にも、検索エンジンと広告の仕組みについて説明している章などがあり、Googleがどんなユーザー、どんなウェブサイトを大事にしているのか、改めて感じることができました。アルゴリズムの詳細などの説明はありませんでしたが、目を通しておく価値はあると思います。

ワークショップの内容以外で印象に残っていること

ワークショップ全体を通して、ユーザーがストレスなく進めていけるような工夫が多くみられました。

とくに印象に残っているものを紹介します。

全体の構成について

  • 章を通して、同じたとえを使って説明をしている。例えば、1章では「花屋の佐藤さん」、2章では「旅館の鈴木さん」など。
  • どの章、どの動画から見ても大丈夫なように作られている。「まずはこちら」「こちらを先に学習しましょう」といったリンクや、「前提となる知識」といった注意書きが無い。

言葉・表現について

  • 単語が統一されている。ワークショップ全体を通して表記ゆれが存在しない。
  • スマホについて、「スマートフォン」ではなく、「携帯電話」と言っている。
  • 「画像を軽くする」などの慣用的な表現ではなく、「画像を圧縮してデータのサイズを小さくする」などの正確な表現を使っている。
  • 「あなた」「お客様」という表現を使い、受講者目線で説明している。「あなたは○○するとよいでしょう」「あなたのお客様は○○するでしょう」など。
  • ネガティブな表現を使っていない。SEOについての説明で「ペナルティ」という表現を使っていなかったり、章ごとのテストでも「不合格です」ではなく「惜しいです」という表現を使っている。広告についての説明でも、広告を避けるユーザーがいるということには触れず、集客効果などのメリットに絞って説明している。

選択肢のUIについて

  • ラジオボタンの代わりにリストコントロール、チェックボックスの代わりにトグルスイッチを使っている。これらはマテリアルデザインのコンポーネント。
  • マテリアルデザインのコンポーネント以外にスキューモーフィックなUIもあり、付箋やメモ帳の見た目をしているものもある。

国際化対応について

  • 説明に使われるアニメの中で、文章が使われていない。詳しい説明はナレーションが行い、アニメーション自体は言語に依存せず全世界向けに使いまわせるようにしている。

まとめ

内容としては、マーケティングの基本的な概念や考え方についての説明が主なので、新しくインターネットを使った集客を始めようと考えている方には、非常に参考になるだろうと感じました。

逆に普段からウェブサービスの運用にかかわっている方などは、新しい知識はあまり得られないかもしれません。とはいえ、デジタルワークショップ自体は、Googleがインターネットを初めて活用しようとしている人に向けて作ったサービスということもあり、ウェブサイト自体の作りも参考になるところが多いです。マーケティングの基礎を振り返りながら、UI/UXの気づきを得るのもいいのではないでしょうか。

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