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GitLab.comの使い方紹介!無料で限定公開リポジトリを作成する

数人で開発するプロジェクトのリポジトリを GitLab.com で作成する方法を紹介します。

GitLab.com は GitLab の Web サービス版です。無料で利用でき、作成したプライベートリポジトリを共有できる人数に制限がないのが特徴です。

必要なもの

リポジトリ作成者(以下「管理者」)、プロジェクト参加者(以下「参加者」)ともに、以下のものが必要になります。

  • メールアドレス
  • Git と Git クライアントツール(この記事では Git Bash を使います)
  • Git アカウント
  • GitLab.com アカウント
  • SSH キー

これから紹介する手順は、あくまでも私のやり方なので、他のやり方もあると思います。また、Windows での手順になっていますので、Mac の方はパスなど適宜読み替えてください。

メールアドレスはすでに持っているものとして話を進めていきます。

Git と Git Bash のインストール

まず、Git を使う環境を作成しましょう。

もちろんインストール済みであれば改めてインストールする必要はありません。

これらのインストール方法については、以前作成した記事があるのでよければ参考にしてください。

Windows10にGit 2.8.4をインストール

※ こちらの記事は Git 2.8.4 のインストールについて書いていますが、今回の作業では Git 2.12.0 を使いました。選択できるオプションの種類が増えていますが、インストール自体は同じ流れですることができます。

Git アカウントの登録

Git をインストールしたら、ユーザー名とメールアドレスを登録しましょう。

これをしないと、GitLab.com にリポジトリを作成しても、ローカルにクローンしたりローカルからプッシュしたりできません。

登録済みの方は飛ばしてもらって大丈夫です。

未登録の方は、Git Bash から以下のコマンドを入力して Enter を押すことで登録することができます。

”abc”, “xxx@yyy.zzz” の部分にそれぞれ使いたいユーザー名、メールアドレスを入力してください。

C:\Users\(ユーザー名)\.gitconfig というファイルが作成され、そこにアカウント情報が記載されているはずです。

GitLab.com のアカウント作成

続いて、GitLab.com のアカウントを作成しましょう。

GitLab.com のログインページ(https://gitlab.com/users/sign_in)から登録することができます。

このとき、ユーザー名、メールアドレスは先ほど Git に登録したものと揃えておくと、スムーズに利用が開始できます。

なお、GitHub や Twitter のアカウントを使ったログインもできるようなのですが、今回は試していないので紹介できません。

情報を入力して「Register」ボタンを押すと、認証のメールが送られてきます。

メールに記載されている「Confirm your account」をクリックするとユーザー登録が完了しますので、サインインしてださい。

リポジトリの作成(管理者のみ)

サインインできたら、管理者の方はリポジトリを作成しましょう。

サインインしたページに「New project」というボタンがあるので、これをクリックします。

見当たらない場合は、メニューバーから「Projects」ページを開いてみてください。

プロジェクト作成ページを開いたら、必要な情報を入力していきます。

まずは「Project name」を入力します。

次に「Visibility Level」ですが、今回は公開範囲を限定したいので「Private」とします。

※ 「Internal」は、GitLab.com のアカウントを持っている人にのみ共有する設定です。

最後に「Create project」ボタンを押すことで、空のリポジトリが作成されます。

このとき、ページにオレンジ色のメッセージで

「You won’t be able to pull or push project code via SSH until you add an SSH key to your profile」

と表示されると思いますが、これは後ほど対応するとして、その前にプロジェクトの公開範囲についてもう少し設定をしておきましょう。

プロジェクトの公開範囲の設定(管理者のみ)

作成したプロジェクトを開き、メニューバーの「Settings」をクリックしてプロジェクト設定ページを開きます。

「Sharing and permissions」の項目があるので、その子項目の公開範囲設定を「Only team members」としておきましょう。

これで、第三者がソースを見ることが出来なくなります。

参加者を招待

先ほど作成したリポジトリは、公開範囲が「Private」「Only team members」となっているため、外部の人がアクセスすることはできません。

そのため参加者は、管理者にリポジトリへのアクセスを許可してもらう必要があります。

参加者はまず、管理者に自分の GitLab.com アカウントの name, username, email のいずれかを共有しましょう。

管理者はメニューバーから「Members」を開き、共有されたアカウント情報を入力、権限を「Developer」(一緒に開発する場合)として「Add to project」ボタンを押します。

※権限が「Developer」の参加者は、protected なブランチへの操作ができません。origin/master への push が必要な人の権限は、「Master」としておきましょう。

これによって、参加者の Projects メニューに、先ほど作成したリポジトリが表示されるようになるはずです。

このとき、参加者がまだ SSH キーを登録していない場合は、オレンジ色で

「You won’t be able to pull or push project code via SSH until you add an SSH key to your profile」

というメッセージが表示されていると思います。

これは、SSH キーを登録しないと SSH 経由でのリポジトリ操作ができないという旨のメッセージです。

HTTP 経由でリポジトリを操作する予定であれば対応しなくても構わないのですが、SSH 経由の方が何かと便利なので、キーを作成、登録しておきましょう。

SSH キーの作成

SSH 経由でリポジトリを操作できるようにするため、管理者、参加者ともに、作成しておくと便利です。

すでに C:\Users\(ユーザー名)\.ssh ディレクトリに id_rsa と id_rsa.pub がある方は、改めて作成する必要はありません。

キーは、次のコマンドで作成することができます。(Windows の場合)

保存場所を聞かれますが、デフォルトのままにしておいた方が設定が楽なので、何も入力せずに Enter を押してください。

途中でパスフレーズを聞かれますが、ここで入力したものがキーを利用するためのパスワードになります。

セキュリティの観点からも設定しておいたほうがいいので、好きなパスフレーズを入力し、Enter を押してください。

このとき、パスフレーズは画面には表示されませんが、ちゃんと入力されているので大丈夫です。

なお、パスフレーズはキーを使用するときに入力する必要があるので、忘れないようにしましょう。

キーの作成がうまくいけば、C:\Users\(ユーザー名)\.ssh ディレクトリに id_rsa と id_rsa.pub というペアのキーが生成されているはずです。

SSH キーの登録

SSH キーを作成したら GitLab.com に戻り、作成したキーを登録しましょう。

オレンジ色のメッセージにある「add an SSH key」のリンク、もしくは「Settings」→「SSH Keys」から、キー登録ページを開きます。

先ほど作成した id_rsa.pub をエディタ(サクラエディタなど)やブラウザ(Chrome など)で開き、中身をコピーして「Key」の欄にペーストします。

間違えて id_rsa をコピペしてしまわないように気をつけましょう。

「Title」は id_rsa.pub をコピペしたときに自動で入力されるので、あとは「Add key」ボタンを押せばキーが登録されます。

動作確認

以上でリポジトリの作成が完了し、管理者、参加者でソースを共有できるようになりました。

この先は動作確認になるので必ずしもやる必要はありませんが、ためしに GitLab.com に作成した空リポジトリをクローンし、新規ファイルを作成してプッシュしてみましょう。

まずは GitLab.com のプロジェクトページのトップに表示されている SSH アドレスをコピーし、Git Bash で次のコマンドを入力して Enter を押してください。

上のようなメッセージが表示される場合がありますが、これは初めて SSH キーを使うときの確認なので、yes と入力し Enter を押してください。

また途中で SSH キーのパスフレーズの入力を求められるので、キーを作成したときのパスフレーズを入力し、Enter を押してください。

以上で空のリポジトリをクローンすることができたと思います。

続いて、新規ファイルを作成してプッシュしてみます。

次のコマンドを入力してください。

管理者の方は READNE.md を作成しておくとよいでしょう。

プッシュ時にもパスフレーズの入力が必要です。

これで、リポジトリに 新規ファイルを追加することができました。

GitLab.com の「Repository」を開くと、ファイルが追加されていることが確認できると思います。

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